子どもたちはレンコンのありのままの姿を知っているのか
おはようございます。いとうです。
今日はレンコンのお話。
いまから20年ほど前、小学校の授業の一環で商店街に買い物に行ったことがありました。
それぞれ親から買ってきてほしいものを言付かり、おつかいをするという内容です。
私の母が頼んだものは「レンコン」。
私は八百屋さんに行きました。
並べられた野菜を一つずつ確認します。
でも、レンコンが見当たりません。
あの穴がたくさん開いた独特の恰好のものが見つからないのです。
そこで八百屋さんに聞きました。
「レンコンありますか?」
すると、「これだよ」と渡されたのは土の付いた長い棒。
衝撃でした。
私はせいぜい1cmほどの厚みに切られたレンコンの姿しか知らなかったのです。
少し前、魚は切り身で泳いでいると思っている小学生がいる、と話題になったことがありました。
そんなあほな、と思っていましたが私、自分のことを棚に上げていたようです。
調理される前のレンコンの姿は、この小学生の時の出来事で学んだにせよ、そもそも、レンコンがどこでどんな風に育つのか、ということについて私は自分が畑をするまで知る機会がありませんでした。
(畑をしていない皆さんはどうやって知るんだろう…。)
レンコンは漢字で書くと蓮根。蓮(ハス)の根です。
沼地や田んぼのように、常に湿っているいるところで育ちます。
泥の中で育ったレンコンを掘り起こすことは、地表に出ているハクサイをサクッと切るのとはわけが違います。
←レンコン畑
防水のつなぎを着て、泥の中に入り、見えないところを探り探り。
中腰&水圧、泥の重み。
そう考えるとレンコンの値段ってもっと高くてもいいのでは。。。と思ったりもします。
ちなみに、レンコンが花粉症に効くって聞いたことがありますか?
このお話はまた明日。
今日も読んでいただきありがとうございます!(^^)
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