ヤギときどき野菜

ゆるく生きるお百姓です。人にも環境にも優しくありたいと思っています。ヤギ飼いは父です。名をヤギじぃと言います。フリースクール&放課後塾もしています@三重県桑名市大貝須

七転び八起き

こんばんは。いとうです。

今日は畑の様子を少しご紹介します。

ヤギときのシェア菜園で使っている畑は、

もう何年もずっと通常田んぼとして使ってきたところを

一年のうち半年だけ畑として使わせていただいています。

そのため、水はけの良し悪しでいうと悪く、

雨が降った後はぬかるみ、

その後の乾いた天候で足の形そのままに穴が開いていたりします。

大人でもおっとっとと思わず声が出てしまいそうな

油断できない足元になっているわけですが、

子どもたちも常にバランスを取りながら

そしてたまにコケながら、たくましく走り回っています。

↑あわやヤギ糞の山にダイブしてしまうところでした…!危機一髪!

最初の頃はこけるとびっくりすることもあって

泣いてしまっていた子も、

次第にこけてもすぐに起き上がり、

また走り出す様子を見せてくれています。

我が子もここの畑で何回転んだかわかりませんし、

いまだにこけることもあります。

しかし親の目線で言えば、いい訓練してるなぁ~と。笑

毎回畑で過ごす時間が「体幹レーニング」になっている気がします。

そして、そんな足元の悪い畑ですが、

子どもたちにとってうれしいイベントがたまにあります。

それは、ラクターの登場!

視界のかなり開けた土地柄、

こちらへ向かってくるトラクターをかなり遠くにいる状態で見つけられます

(トラクターがこっちにきた!)

そしてゆっくりと進んでくるトラクターにくぎ付け。

ここからはもうひたすらトラクターのショータイムです。

ずーっと見てる。

一反分耕うんが終わり、畑を出て道に上がり、

姿が見えなくなるまでお見送り。

乗ってるおじちゃんもさぞ緊張することでしょう…笑

(いつもありがとうございます)

また、我が子の変化としては

畑のそばを通る方に挨拶をする大人の姿を見て、

相手が誰であろうと臆さず自分から挨拶できるようになっている気がします。

これもひとつ、いい影響かな。

畑でなくては経験できないこともあれば、

別の場所でも経験できることもありますが、

親子で畑をやってて悪影響なことってひとつもないんじゃないかなと思います。

この経験を、もっとたくさんの方に感じていただけたら幸せだなぁと思います。

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【初日】焼き芋大会【無事終了】

こんばんは。いとうです。

終わりました~~~~~焼き芋大会初日!!

 

何日か前からソワソワ~ソワソワ~。

うまく焼けるかな~ソワソワ~。

落ち葉足りるかな~ソワソワ~。

間が持つかな~ソワソワ~。

 

とソワソワしきりでしたが、今日になってしまえばあっという間でした。

 

 

朝9時畑に到着。

とりあえず落ち葉を10袋ほど燃やす。

 

炎が出ている間はお芋は入れられません。

温度が高すぎて焦げてしまうんだそうです。

焼き芋は熾火(おきび)にして

60℃ほどの温度の中でじっくりと長時間加熱が大切、

 

ということで

とりあえず早く落ち葉を燃やしてしまおうとする私に対し、

 

「全部燃えてしまうけどいいの?

 みんな来る前に灰になるけどいいの?

 え?いいの?」という夫。

 

いいんです!!!!!!

 

 

一番最初に来てくださったシェア菜園で顔なじみの旦那様にも手伝っていただき(ありがとうございます!)落ち葉を燃やす。とにかく燃やす。

 

そろそろ火の勢いが治まってきたかなというところで、サツマイモ投入~!

 

 

灰の上に乗せる行為は、やりたい!という子どもたちにお願いしました。

 

 

この時点で10時半ごろだったかな?

 

 

そして、ヤギを小屋まで迎えに行き、しばしおさんぽ。

ヤギのリードを引っ張ってくれたお父さんありがとうございました!

 

チビちゃんチコちゃんが畑に来て、

子どもたちはヤギさんタイム。

君たち(ヤギたち)本当にいい仕事するよ…感謝。

 

 

そして何回かお芋の柔らかさをチェックしながら

12時過ぎに柔らかくなったものから皆さんと食しました。

(↑夫が食べさせようとしたら全力で拒否したパパイヤ期の息子。)

 

別アングルがコチラ。

(めっちゃ泣いてます笑)

 

もみ殻も入れながら落ち葉をどんどん燃やしたけれども、

灰が全然足りなかったなぁという印象です。

 

↑結局20袋ほど使いました。

 

中には芯まで火が通りきっていなかったものもあっただろうと思います。

がっかりさせてしまった方もいただろうなと思うと申し訳ない気持ちも。。

 

でも寒い風が吹く中、直火を使って焼き芋をするという経験はしっかりできました!

そしてそれが簡単ではないということも実感しました…笑

 

今回14組40名ほどに来ていただき、とっても賑やかでした。

あちこち動き回っていたので、ゆっくり写真も撮れずでしたが

27日開催の際にはもうすこし余裕を持てるといいなぁと思います。

 

ちょっといろいろ改善点があるので、

ブラッシュアップして27日を迎えたいと思います!

 

今日来てくださった方々ありがとうございました!

そしてあらゆる場面でお手伝いをお願いした方々、

本当にありがとうございました!!!

皆さんお一方ずつにお礼をお伝えしたいところですが、

取り急ぎブログにてお礼申し上げます。

 

 

 

 


 

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明日はついに焼き芋大会だ!

おはようございます。いとうです。


明日はとうとう人生初の焼き芋大会(初日)!

 


え~非常にドキドキしております。

 


枇杷びわ)の木の枝も十分。落ち葉も十分。
公園のおじさんは「松の葉がよう燃えるよ」と教えてくれ、松の葉がたくさん入った落ち葉袋を頂いてきました。


さらに、届け出を提出した際に消防士さんから
もみ殻を使うといいよ、と教えていただいたのでもみ殻も用意。

 


準備万端!なはず。

 


焼けなかったらどうしよう。焦げたらどうしよう。
あぁ、胃が痛い…笑

 

結構突発的にいろんな企画を発案するくせに、本番が近くなるとけっこう神経質になって胃がキリキリするタイプです…チキン笑

 

でも、今回の焼き芋大会は本当に好評で、知人友人だけでなく「初めまして」の方が半分以上いらっしゃいます!

 

大貝須の道がもう少し広かったら、

もっとたくさんの方に一度に集まっていただけたのですが、

道のわきに停めていただくので停められる台数に制限があり、

両日ともに10台を限度とさせていただきました。

 


ご近所さんからどうぞ苦情が来ませんように…心配性再び笑

 

寒い日になりそうなので、焚火であったまりながら体も動かしながら、楽しい時間を過ごせたらいいなと思いますので、みなさんどうぞお気をつけてお越しください!

 


重ねてのご案内になりますが、お芋だけのご用意になりますので、お飲み物やレジャーシート(もしくは風よけのテントなど)は、必要に応じて各自でお持ちください。

(この道をまっすぐ進んできてくださいね~!)


それでは皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!

 

 

 


 

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コマツナの便利な使い方

おはようございます。いとうです。

 

シェア菜園では暖冬の影響で、いつも成長の早いコマツナがいつも以上に大きくなっています。

(ネギって書いてありますがコマツナです)

お浸しにするとカサがぐっと減るのでたくさん食べられますが、

それでも「食べきれないな」と思ったら、これまた冷凍保存が便利なんです!

 

 

キャベツとおなじく、生のままざく切りにしてジップロックにいれて冷凍できます。

 

冷凍したものは、水分が出やすいので炒め物には向きませんが、ナムルにしたりスープの彩りに緑を足したいときなど、少しずつ使えるので便利です~。

 

コマツナは地味な印象ですが、実はスーパーフードで、カルシウムやビタミンもたっぷり

 

妊婦さんや授乳中のお母さんにも積極的にとってもらいたい野菜のひとつです。

 

 

ハウス栽培で一年中栽培可能ではありますが、今が旬。

 

たくさん食べて皆さんで健康になりましょう~!

 

 

 

 

 


 

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キャベツに対する「面倒さ」がなくなる話

おはようございます。いとうです。

 

先日すごくお得な情報を手に入れたのでご紹介します。

(巻き初めのキャベツ)

我が家は夫婦ふたりと2歳の子供が一人。
そうなると、キャベツを1玉消費するのになかなかの日数がかかります。

 

冷蔵庫の中で長持ちさせる方法もある(芯を軽くくりぬいて、水を含ませたキッチンペーパーを詰める)けれど、冷凍保存もとってもいいんだそうです。

冷凍するときは、芯を除いてざく切り→ジップロック。以上だそうです。

 

 

かんたーん!

 


フライパンで厚揚げに焼き目を付けて、冷凍ざく切りキャベツをざーっと加えて、焼き肉のたれを絡めたら手早く1品できあがりです!

 

 

かんたーん!!

 

 

大きいまま冷蔵庫にあると、取り出すことすら面倒になります(私だけ?)が、ジップロックに切ったものが入っていると精神的にめっちゃ楽!

 


茹でてから冷凍しようと思うと、お湯を沸かしたり、水を切ったりと冷凍までに時間がかかってしまいますが、切って即冷凍できるってものすごーく助かる。

 


ぜひぜひお試しくださーい!

 

 


 

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7万株のハクサイ廃棄…

おはようございます。いとうです。

 

11月が終わって12月が来ました。
ここまで、比較的暖かい日が続いていますね。

 

9月の毎週末到来した台風や大雨の影響で植え付けが遅れ、この冬は野菜の値段が高くなるだろうと予想していました。

 

でも、この暖冬で作物の生育が良く、価格はむしろ安い。

 


先日テレビでハクサイ農家さんが7万株のハクサイを廃棄処分したというニュースを見ました。

 

そこは大規模農家さんで、暖冬によりハクサイの成長が良いために冷蔵庫に入りきらないサイズ(=売れづらい)での出荷となってしまっていること、

 

収量が多いため価格が昨年の半分以下になってしまっていること、

 

これ以上価格を下げないように出荷数量を調整する意味で、7万株もの食べられるハクサイを、トラクターで耕うんし廃棄したことなどを話されていました。

 

寒さや大雨で収量が減っても泣き、暖かさで収量が上がりすぎても泣き、、、農業に「安定」なんてないのかもしれません。

農業に限らずどんなビジネス書にも書かれていますが、「いかにリスクを分散するか」が本当に大切なんだと思います。

 

しかしながら7万株のハクサイ…どうにもならなかったのかな。。

 


そしてハクサイといえば、ミニハクサイが人気上昇中だそうです。
片手で握れるくらいのサイズかな?


かつて私の実家がそうだったように4世代8人家族!とかでなければ通常のハクサイはまるまる使い切れないでしょうし、

 

何日も冷蔵庫に入れておくと鮮度も落ちてきますから、1・2回で使い切れるミニハクサイは需要があるんだろうなと思います。


ちなみにヤギとき菜園では昨年ミニハクサイを育てていましたが、今年は大きなハクサイだけです(苗づくりに失敗してしまいまして…あぁ痛い)。

 


利用者の方々も私も、いまはまだ自家消費できる分だけ。もしくは少しお裾分けできる程度しか作付けしていないので、ひとつひとつの野菜が無事に育ってくれていることに感謝です。

 


年が明けるころには、いろんな野菜がたくさん採れる予定!またご報告します!!

 

 

 


 

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子どもたちは畑で何をしているのか


おはようございます。いとうです。

 

ふと、私がシェア菜園を始めたきっかけってなんだったっけな~と思い返してみたんですけど、「なんとなくやってみようと思った」という感覚しか残っていなくて、カッコよく言えば理由は後からついてくる!的な状態になっています。

 

が。

 

始めてよかったな~とつくづく思っています。

その理由の一つが、いろいろなことを学べるということ。

野菜の栽培方法がメインですが、たとえば天気のことや草のこと、土のこと、虫のこと、地域のことなど大人もたくさんの発見があります。

 

そして子どもたちも。

 

 

今回はそんな子どもたちの様子について少しご紹介します。


子どもたちの学びは知識的なことよりも、体感的なことの方が今(息子は現在2歳6か月。利用者のお子さんたちもほぼ同年代)はまだ多いかもしれません。

 

でこぼこしている土の上でバランスを取りながら立つ。歩く。走る。ジャンプする。着地する。

それから、じょうろやスコップ・柄杓を使う。バケツへ水を移してみる。

 

かぶや大根を抜いて収穫する。サンチュを外側の葉から掻き取る。ブロッコリーは包丁を使って切り取る。

書き出したらキリがないですが、ひょっとすると普段の生活ではなかなか体験できないことなんじゃないかなと思います。

 

菜園ではできる限り子どもたちを巻き込みながら農作業をしたいなと思っているので、私が自分の畝を管理するときには間引き一つにしても子どもたちに「やってみる??」と声を掛けます。

 

上手に抜けずに葉っぱがちぎれようが、間違って大きいものを抜こうが構いません。

 

ハサミを使いたい!と言われれば、「やってみようか」と切る場所を教えて私は手袋を装着。こことここの間を切ってね~と指で間を示して、「せーの」でジョキっとネギを切ってもらうこともあります。

鎌を使いたい!と言われれば、持ち方と動かし方を説明して少しだけ手を添えさせてもらいます。

お水をあげたい!と言われれば、じょうろを渡して「お好きにどうぞ~~」です。(場合によってはちょっと手助け)

 

子どもたちを見ていると、自分の使命(=収穫のお手伝いや水やりなど)があることをとても喜んでいるように思うし、新しい経験に刺激を受けているように感じます。

 

そしてお友達がワクワクドキドキしながら挑戦している様子を見て、自分もチャレンジしようとします。


さすがに用水路に落ちそうなときや、車が往来するときには「ストップ!」と声を掛けますが、命の危険がない時にはのびのびと。


帰り際に「まだ帰りたくない!」という子どもたちの一言が私にとってのご褒美だったりします。みんな今日も楽しんでくれたんだなぁと思えるから。


今週もその一言が聞けるといいなぁ。

 

 

 

 


 

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