ヤギときどき野菜

ゆるく生きるお百姓です。人にも環境にも優しくありたいと思っています。ヤギ飼いは父です。名をヤギじぃと言います。フリースクール&放課後塾もしています@三重県桑名市大貝須

子どもたちは畑で何をしているのか


おはようございます。いとうです。

 

ふと、私がシェア菜園を始めたきっかけってなんだったっけな~と思い返してみたんですけど、「なんとなくやってみようと思った」という感覚しか残っていなくて、カッコよく言えば理由は後からついてくる!的な状態になっています。

 

が。

 

始めてよかったな~とつくづく思っています。

その理由の一つが、いろいろなことを学べるということ。

野菜の栽培方法がメインですが、たとえば天気のことや草のこと、土のこと、虫のこと、地域のことなど大人もたくさんの発見があります。

 

そして子どもたちも。

 

 

今回はそんな子どもたちの様子について少しご紹介します。


子どもたちの学びは知識的なことよりも、体感的なことの方が今(息子は現在2歳6か月。利用者のお子さんたちもほぼ同年代)はまだ多いかもしれません。

 

でこぼこしている土の上でバランスを取りながら立つ。歩く。走る。ジャンプする。着地する。

それから、じょうろやスコップ・柄杓を使う。バケツへ水を移してみる。

 

かぶや大根を抜いて収穫する。サンチュを外側の葉から掻き取る。ブロッコリーは包丁を使って切り取る。

書き出したらキリがないですが、ひょっとすると普段の生活ではなかなか体験できないことなんじゃないかなと思います。

 

菜園ではできる限り子どもたちを巻き込みながら農作業をしたいなと思っているので、私が自分の畝を管理するときには間引き一つにしても子どもたちに「やってみる??」と声を掛けます。

 

上手に抜けずに葉っぱがちぎれようが、間違って大きいものを抜こうが構いません。

 

ハサミを使いたい!と言われれば、「やってみようか」と切る場所を教えて私は手袋を装着。こことここの間を切ってね~と指で間を示して、「せーの」でジョキっとネギを切ってもらうこともあります。

鎌を使いたい!と言われれば、持ち方と動かし方を説明して少しだけ手を添えさせてもらいます。

お水をあげたい!と言われれば、じょうろを渡して「お好きにどうぞ~~」です。(場合によってはちょっと手助け)

 

子どもたちを見ていると、自分の使命(=収穫のお手伝いや水やりなど)があることをとても喜んでいるように思うし、新しい経験に刺激を受けているように感じます。

 

そしてお友達がワクワクドキドキしながら挑戦している様子を見て、自分もチャレンジしようとします。


さすがに用水路に落ちそうなときや、車が往来するときには「ストップ!」と声を掛けますが、命の危険がない時にはのびのびと。


帰り際に「まだ帰りたくない!」という子どもたちの一言が私にとってのご褒美だったりします。みんな今日も楽しんでくれたんだなぁと思えるから。


今週もその一言が聞けるといいなぁ。

 

 

 

 


 

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