ご報告
おはようございます。
すっかりご無沙汰してしまいました。
先日(といっても4月上旬)、InstagramとFacebookには投稿したのですがこちらのブログではお知らせしないままとなっていたことに気づき、慌てて更新している次第です。
下のインスタにもある通り、現在妊娠中です。
そしてなんとも残念なことに切迫早産の診断が下り、自宅安静を余儀なくされております。
※なじみのない方はびっくりされるかもしれませんが、切迫早産=早産が差し迫った状態のことで、この時点で母体や胎児に何か大変なことが起こっているというわけではないです。少なくとも妊娠34週までは、赤ちゃんはお腹の中にいてくれた方がいいので、早産にならないように対処しましょうね、という状況です。
かれこれ3月の終わりからこんな調子でして、
心も体も元気なのですが、まだまだ赤ちゃんには出てきてもらっては困るため、じっとしているしかない状況です。
もちろん、畑仕事なんてできるはずもなく。
なんなら3歳の我が子の相手すらままならず。
ただ、新型コロナウイルスの影響で夫の仕事に少し時間的なゆとりができ、私の代わりに畑に出向いてくれています。
一回完全に諦めましたが、春夏野菜も順調に収穫を迎え、シェア菜園の方々にも引き続き楽しんでいただけていることに感謝感謝です。
そんなこんなで、まだ体が動いたときに植えたソラマメやスナップエンドウも豊作、ニンジンも甘くて味の濃い出来のいい子たちがたくさん採れました。
シャキシャキのレタスも、歯ごたえのいいズッキーニも収穫が始まっています。
私が畑に復帰できるのはきっと暑さがまだ残る9月ごろになるのかな、と予想していますが、少しずつできること・やりたいことを整理準備して、またたくさんの方にヤギときの野菜たちを手に取っていただけるようにしたいと考えています。
これからもどうぞよろしくお願いします!
2020年体験農園参加者募集のお知らせ
早いもので、1月も終わろうとしていますね。
今日の桑名の気温は昼間で15℃。
春と勘違いしてしまいそうな陽気の中、
畑ではハクサイの花が元気に咲いています。
さて、畑作の暦では3月は新しい年の始まりです。
そこで、次年度の体験農園の参加者を募集します。
春夏のみのお試しでしたら5,000円/月で8月まで、
1年コースでしたら初年度4,000円/月で2月いっぱいまで。
さらに次年度継続の場合は2,000円/月になります!
初年度の費用が高いのは、
農薬を使わない代わりに虫の侵入を防ぐ「トンネル」や「支柱」
そして収穫量をあげる「マルチ」などの資材を購入するためです。
実はこれらの資材は消耗品ではありますが、
できる限り長く使って行きたいと考えておりますので
毎年の買い替えは最小限に、
できるだけご家庭のご負担を少なくするよう努めています。
今年は
ピーマン4種、トマト3種、ナス3種など
夏野菜も食べ飽きないよういろいろな種類にチャレンジします。
また、好評いただいているレタスや
ブロッコリーも育てます。
家庭菜園のご経験のある方もない方も、
長靴ひとつでご参加いただけます。
ご興味のある方はご連絡ください(^^)
〆切は2月末日です。
どうぞよろしくお願いいたします。
搾乳体験・子ヤギへのミルクやり
ミルク搾り【随時・全天候型】
手搾りでの搾乳体験です。800ml程度のお土産(搾り立てヤギミルク)つき。
参加費
500円/組
※蓋のできる容器(水筒など)をご持参ください。
ガラス瓶ですとそのまま湯銭で消毒ができ、便利です。
土曜日を除く、朝9時頃の実施予定です。
以下の内容をメールもしくはLINEよりお知らせください。
1.ご希望日
2.お名前(代表者)
3.参加人数
4.希望のお土産数(1つにつき500円の参加費を頂戴します)
※ご連絡を頂いたのち、24時間以内にお返事します。
場所の詳細はその際にお伝えいたします。
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お野菜の販売について
畑での販売について。
私にとって畑での野菜販売は、環境を守るアクションのひとつです。
通常、我々農家は畑で野菜を収穫したのち、
キレイにきれいに野菜を洗い、パックやフィルムなどのビニール製品で包装をして出荷します。
それは、配送時や店舗での陳列時に野菜が萎れてしまわないよう、
傷がついてしまわないようにするための必要な作業でもあります。
しかし、消費者の手に渡った後、
そのパックやフィルムは捨てられてしまいます。
はじめに
「ヤギときどき野菜」WEBサイトへようこそ!
◆ヤギとき野菜・苗・花苗の販売
◆タイアップスクール ねこバス停留所
ヤギときどき野菜ってなに?
ヤギときどき野菜は、三重県桑名市で野菜作りをしている個人農園です。
名前が長いので、ぜひ「ヤギとき」と呼んでください。
ヤギときのある大貝須(おおがいす)という小さな村に、大貝須ヤギ組合があります。
ここでは、40頭ほどのヤギを「ヤギじぃさん」が管理しています。
※ヤギじぃさんはヤギとき園主の父にあたります。
安心して食べられる野菜作りを目指します
ヤギたちが出す糞を堆肥として畑にたっぷりと使用し、
微生物たちの力を借りて土壌を豊かにし、その土で野菜作りを行っています。
最近は家畜に使用される抗生物質などの影響を避けるため
「動物性堆肥」を避けて栽培していることを謳っている農産物も目にするようになりました。
ヤギときに関しては、使用している堆肥は100%自家製のヤギ堆肥であり、
ヤギたちが食べているものもすべて把握しているため、
この抗菌抗生剤の影響を心配する必要はありません。
また、農薬には頼らず、成長を促す肥料も必要最低限の使用にとどめています。
そのため、時には虫食いのひどい野菜ができることもありますし、野菜の成長もゆるやかです。
守るべきは未来へ続く環境
あまり大げさなことを言うつもりはありませんが、
私は自分が生まれ育った大貝須の自然が好きです。
春になると稲作が始まり、
夏にかけて多くの田んぼで青々とした稲が育っていきます。
夜風に当たろうと窓を開けると、田んぼからカエルの大合唱が聞こえてきます。
秋になると神社のもみじが赤く色づき、銀杏が黄色く染まります。
冬は雪が降ると田んぼの上は一面雪景色となり、まぶしいほどの銀世界が広がります。
年が明けるころ、ヤギたちの出産が始まります。
暖かくなるころには元気な子ヤギたちがぴょんぴょんと小屋の前を跳ねています。
季節が廻るということをこれほど感じられる環境は
なかなか少なくなってきているのではないかと思います。
多くの方に、この豊かな大貝須の環境を感じていただきたいという思いから、
体験農園やワークショップを始めました。
いろいろな内容をこれからもご用意していきますので
ぜひ足を運んでいただけますと幸いです。
◆ヤギとき野菜・苗・花苗の販売
◆タイアップスクール ねこバス停留所